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私的生活日記Ⅱ

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ポケットの有無

ポケットって…便利ですよね。
家のなかでは夏は基本的に綿100%のTシャツとパンツ、冬はセーターと厚めのジャージという、
なんとも色気のない人様に見られたくないような格好をしておりますが、そこにポケットがついているかどうかというのは、家事の便利さに直結しているように思います。

とまぁ大袈裟なことを書いておりますが、もちろんたいしたことではなく、
たとえば洗濯物を干すときに洗濯バサミを使いますよね?
そのときにいちいち洗濯バサミかごから取ってると時間がかかるので、
ポケットにある程度の量を入れておいて、ささっと使うというのが望ましい。

たとえばちょっと一階に、また三階に行っているときに限って携帯が鳴ったりするんだけど、
ポケットがあれば携帯を携帯できるわけですね。

といってもこのポケットの便利さを実感するようになったのはここ3、4年のことでして、
それまではあんまり考えたことがなかったんです。
再び働き出すようになって、なるべくさっさと家事を終わらせたいと思うようになったからなんでしょうね。

開高健の釣りをしている生前の写真を見て、ベストにいーっぱいポケットがついていることに、
妙に感心したりなんかして。
きっと釣りの細かい道具をいろんなポケットに分けて入れてるんだろうなぁなんて。

小さいころ、母上が選んだ服や作った服、祖母が編んでくれたセーターにはほぼポケットがなく、
既製品のワンピースなどでも、母はほとんどポケットの付いたものは買いませんでした。
ポケットが嫌いなのではなく、すっきりとした母上好みの服にはポケットがついていなかったということなんでしょう。

ワタクシが小学生のころに発表会などで着ていた、お気に入りのワインレッドのシンプルなワンピースにも,
もちろんポケットはありませんでした。
もともと小さいころからなにかワンポイントのあるようなもの(キャラクターは問題外)は嫌いだったし、
柄物でもシンプルで幾何学模様のように揃っていないと嫌だったワタクシ。
いまでもほぼ柄物の服はありません。

昨日梅田阪急で見て、生地の良さとデザインの優雅さに、スカートにしては大枚(とワタクシは思っている)をはたきましたが、そのスカートにもポケットがありません。
ポケットの効用を実感している今でも、いいなと思った服にはポケットがないことが多い。
生まれつきのワタクシの好みなのか、はたまた母上の好みを受け継いだのか。

でもコートのポケットから去年の懐かしいチケットなんかが出てくると、
ちょっと嬉しくなったりするものですね(^-^)

今日は和食屋さんで会食。
なにが出てくるのか楽しみですが、なにをしゃべるかとなるとあまり慣れない人なので考えてしまいます。
まさかポケットの話もできないし(笑)

粗相のないよう、所作を美しくを心がけて頑張ろう(なにを頑張るのやら)。

by konejal8221 | 2018-01-15 13:17